複数拠点を回る出張では、タイトなスケジュールの中、各拠点にある取引先との商談や打ち合わせなどに連日対応する必要があります。移動スケジュールにもあまり余裕がないケースも多く、朝早い時間に慌ただしく出発して早朝便に乗り、昼間は重要な予定に対応し、夜遅くに疲れた体でホテルに戻ることも珍しくありません。
いくつかの拠点を回る出張の場合、効率的に移動したい方や、移動中の時間を最大限有効活用したいと考えている方には、プライベートジェットの利用がおすすめです。
この記事では、複数拠点を回る出張でプライベートジェットを利用するメリットを説明。さらに、海外支店や工場など世界各地に海外拠点を持つ企業経営者が、アジア出張のためにプライベートジェットを利用する際のモデルケースを紹介します。
出張でプライベートジェットを利用するメリット
複数拠点を回る出張でプライベートジェットを利用するメリットは以下のとおりです。
1.移動にかかる時間を短縮できる
国際線の定期便を使って移動する場合、チェックインや荷物の安全検査、出入国手続きのために遅くとも2時間前には空港に到着しなければなりません。一方、プライベートジェットの場合は原則出発30分前の空港到着で大丈夫です。
また、目的地到着後も定期便は、荷物の受け取りなどで1時間ほど時間をみておく必要があります。しかし、プライベートジェットなら30分程度で離港可能なので、時間を有効活用できます。
2.スケジュールを自由に設定できる
プライベートジェットを活用すれば、取引先との打ち合わせや会議に合わせて自由にスケジュールを組めるため、自身の都合でスケジュールを柔軟に設定しやすいです。また、プライベートジェットは状況に応じて、直前でも出発時間の変更が可能なケースもあります。
3.秘匿性の高いプライベート空間を実現できる
プライベートジェットなら、移動中も秘匿性の高い空間を実現できます。そのため、機密事項を含んだ書類を扱ったり、内密のミーティングを行ったりすることが可能です。また、周りの目を気にせず休憩を取れるので、次の予定に向けて機内でゆっくり過ごしても良いでしょう。移動中の時間も、自身の都合に合わせて有効活用できます。
アジア出張でプライベートジェットと定期便を利用した場合を比較
ここでは、アジア出張でプライベートジェットを利用した場合と、定期便を利用した場合を比較します。
アジア出張の概要(モデルケース)
人物:海外に支店や工場などの複数の拠点を持つ企業の社長
出張の目的:東アジア・東南アジアにいる顧客の訪問や、現地従業員との懇親会に参加
プライベートジェットの利用理由:短期間で複数の国に出向く必要があり、タイトなスケジュールでも移動しやすいプライベートジェットを選択
顧客の声:「非常にタフなスケジュールだった(笑)。しかし、プライベートジェットを利用することで、搭乗直前まで仕事のスケジュールを入れることができ、時間を有効に活用できた」
プライベートジェットを利用したアジア出張の概要(モデルケース)は以下のとおりです。
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プライベートジェットを利用したアジア出張旅程 | ||
移動する国 | スケジュール | |
1日目 | 日本から香港へ | ・早朝に日本(東京)を出発し、昼に香港に到着 ・香港の得意客の訪問および、社員との懇親会に参加 |
2日目 | 香港からフィリピンへ | ・朝に香港を出発し、フィリピン(マニラ)に到着 ・現地事務所開設のために業務パートナーと打ち合わせ、会食 |
3日目 | フィリピンから マレーシア、シンガポールへ |
・フィリピン(マニラ)を早朝に出発し、昼前にマレーシア(クアラルンプール)に到着 ・現地事務所の従業員と懇親会(昼食)を行った後、現地の得意客と面談 ・夜はシンガポールへ移動し、現地事務所の従業員と意見交換・懇親会 |
4日目 | シンガポールから台湾へ | ・朝にシンガポールを出発し、台湾へ昼に到着 ・昼から重要顧客との打ち合わせ2件 ・夜に現地従業員と懇親会を実施 |
最終日 | 台湾から日本へ | ・台湾を朝に出発し、昼過ぎに日本(東京)に帰着 |
プライベートジェットと定期便を利用した際のスケジュールの違いは?
上記のスケジュールを実現する場合、プライベートジェットと定期便では、どのように移動スケジュールが変わるのでしょうか? 詳しく見ていきます。
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1日目 日本から香港へ |
空港集合 | 日本(東京)発 | 香港着 | 離港 | 時差 | 合計時間 |
プライベートジェット | 9:25 | 9:55 | 13:30 | 14:00 | 1:00 | 5:25 |
定期便 | 7:55 | 9:55 | 13:30 | 14:30 | 1:00 | 7:25 |
定期便を利用する場合、昼過ぎに香港に着くためには8時前には空港に到着しておく必要があります。自宅の場所や交通手段にもよりますが、早朝に出発する必要があるでしょう。それに対して、プライベートジェットは9時25分に到着すれば良いので余裕を持って朝の準備を行えそうです。 | ||||||
2日目 香港から フィリピンへ |
空港集合 | 香港発 | フィリピン(マニラ)着 | 離港 | 時差 | 合計時間 |
プライベートジェット | 11:00 | 11:30 | 13:50 | 14:20 | 1:00 | 3:20 |
定期便 | 9:30 | 11:30 | 13:50 | 14:50 | 1:00 | 5:20 |
プライベートジェットを利用した場合、空港の集合時間は11時です。1日目と同じく朝の時間を慌てずに過ごせそうですね。マニラでの業務パートナーとの打ち合わせに向けて、余裕を持って準備を進められるでしょう。 | ||||||
3日目(前半) フィリピンから マレーシアへ |
空港集合 | フィリピン (マニラ)発 |
マレーシア(クアラルンプール)着 | 離港 | 時差 | 合計時間 |
プライベートジェット | 7:30 | 8:00 | 12:00 | 12:30 | 2:00 | 6:00 |
定期便 | 6:00 | 8:00 | 12:00 | 13:00 | 2:00 | 8:20 |
定期便を利用する場合、マニラからクアラルンプールへの直行便は限られます。そのため、日程がタイトだと調整が難しいかもしれません。一方、プライベートジェットは定期便が就航していない区間・時間帯のフライトも可能なため、予定を組みやすいでしょう。 | ||||||
3日目(後半) マレーシアから シンガポールへ |
空港集合 | マレーシア(クアラルンプール)発 | シンガポール着 | 離港 | 時差 | 合計時間 |
プライベートジェット | 17:00 | 17:30 | 18:45 | 19:15 | 2:00 | 2:15 |
定期便 | 15:30 | 17:30 | 18:45 | 19:45 | 2:00 | 4:15 |
この日は午前と午後で2度の移動が必要です。プライベートジェットなら、「シンガポールで行われる夜の懇親会に向け、午後の移動中に仮眠を取りたい」という場合も周りを気にせず過ごせます。 | ||||||
4日目 シンガポールから 台湾へ |
空港集合 | シンガポール発 | 台北着 | 離港 | 時差 | 合計時間 |
プライベートジェット | 7:50 | 8:20 | 13:10 | 13:40 | 1:00 | 4:50 |
定期便 | 6:20 | 8:20 | 13:10 | 14:10 | 1:00 | 6:50 |
シンガポールで過ごす3日目の夜には、遅い時間まで現地事務所の従業員との懇親会が続くことが予想されます。そうした中、翌日の4日目は台湾への移動に向けて、早朝から動く必要があります。タイトなスケジュールの中、朝の集合時間が少しでも遅いのは利点となるでしょう。 | ||||||
5日目 台湾から日本へ |
空港集合 | 台北発 | 日本(東京)着 | 離港 | 時差 | 合計時間 |
プライベートジェット | 8:25 | 8:55 | 13:15 | 13:45 | 1:00 | 4:20 |
定期便 | 6:55 | 8:55 | 13:15 | 14:15 | 1:00 | 6:20 |
出張最終日の日本への帰国の日。この頃にはかなり疲労がたまっていると予想されます。出張の場合、そのまま帰宅できるわけではなく、一度会社へ戻るケースも多いでしょう。午後からの日本での仕事に向けて、移動時間は休息が取りやすいのもプライベートジェットのメリットです。 |
プライベートジェットは複数拠点の移動に最適
このように、アジア出張の移動スケジュールと環境は、プライベートジェットと定期便で大きく異なることが分かりました。
プライベートジェットを利用する場合、空港の集合時間は基本的に30分前で大丈夫ですので、朝の準備の時間を取りやすいでしょう。また、移動時間にかける時間を短くし、その分取引先との商談や、現地スタッフとの打ち合わせの時間を確保できるのは、出張でビジネスジェットを利用する大きなメリットになります。
さらに、プライベートジェットの機内はプライベート空間として利用できるので、ほかの乗客に気兼ねせずにゆっくり休息を取れます。今回のように数日間にわたる出張では、周りを気にせずに休息が取れる環境は非常に貴重です。また、渡航先での商談に向けて集中して準備したり、ミーティングを重ねたりするのも良いでしょう。
また、上記で紹介した5日間の日程では、出発地点の空港集合から、フライト後に目的地の空港を離れるまでにかかる合計時間はおよそ38時間であるのに対し、プライベートジェットはおよそ26時間でした。プライベートジェットを利用した場合、移動時間や手続きなどを含めたトータルの所要時間もかなり短縮されることが分かります。
複数拠点を回る出張にはプライベートジェットがおすすめ
今回ご紹介したモデルケースのように、限られた日程の中で複数の拠点を回り、多くの予定に対応する必要がある出張には、プライベートジェットがおすすめです。
国内・海外の拠点を回る出張にプライベートジェットの利用を検討している方は、こちらよりお問い合わせください。
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