近年、「ペットと一緒に旅行へ行きたい！」というニーズが高まっています。
中でも、ペットフレンドリーで日本からのアクセスも良く、グルメや最新トレンド、伝統文化も楽しめる韓国は、ペット同伴の旅行先としても注目の国です。
ペットにとって負担の少ない旅を実現する方法として、プライベートジェットの活用がおすすめ。フライト中もペットと同じ客室空間で過ごせるため、移動中も安心できます。
本記事では、ペット同伴で韓国旅行を楽しむ魅力や、プライベートジェットを利用するメリット、出入国に必要な手続き、おすすめのモデルコースをご紹介します。
ペット同伴の海外旅行で韓国が人気な理由とは？
ペットと一緒に海外旅行を楽しみたい方にとって、韓国は人気の高い渡航先です。その理由として、主に次の2つが挙げられます。
フライト時間が短く、ペットへの負担が少ない
韓国（ソウル）までのフライト時間は約2時間30分。長時間の移動が苦手なペットにとって、負担が少ないのは大きな魅力です。
ペットフレンドリーな施設が豊富
韓国では、ソウル市内を中心にペット同伴可能なカフェやレストラン、宿泊施設が年々増えています。ドッグメニューのあるカフェや、フォトジェニックな撮影スポットが充実した施設もあり、SNS世代の飼い主からも高い評価を得ています。
ペット同伴の韓国旅行をプライベートジェットで行くメリット
ペットと一緒に韓国旅行を楽しむなら、プライベートジェットの活用がおすすめです。メリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
客室内でペットと一緒に過ごせる
最大の魅力は、ペットが貨物室ではなく、飼い主と同じ客室内で過ごせる点です。ケージに入れて貨物室に預ける必要がないため、騒音や気温変化によるストレスも軽減されます。移動中も常にそばにいられることで、ペットにも飼い主にも安心で快適な旅が実現できます。
専用ターミナルでのスムーズな出入国
プライベートジェット専用ターミナルを利用すれば、混雑を避けられるので、空港での待ち時間も最小限に。ペットにとっても静かで落ち着いた環境で、ストレスの少ない出入国手続きが実現します。
柔軟なスケジュール調整と快適空間での旅が実現
プライベートジェットなら、時間に縛られることなく出発や到着の時間を自由に調整可能。空調や照明も整った快適な機内では、飼い主もペットもリラックスした時間を過ごせます。
ペット同伴での韓国への入国・帰国時に必要な手続きと注意点
ここでは、ペットを同伴して韓国旅行をする際に必要な手続きや、事前に押さえておくべき注意点についてご紹介します。
1.必要な手続き
以下は基本的な手続きの主な流れです（※詳細や最新情報は農林水産省の公式HPを必ずご確認ください）。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
【日本への再入国時の特例について】
日本から韓国に出国して日本に再入国する場合、海外での滞在期間が短期間であれば、必要手続きを全て行うことにより、通常海外で求められる180日間の輸出待機をする必要がなく、日本帰国時の「係留期間を12時間以内」にできます。
2.注意点
ペット同伴での海外旅行においては、以下のような点に注意しましょう。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
安心してペットとの海外旅行を楽しむためにも、事前準備と確認をしっかり行いましょう。
ペット（愛犬）と一緒に楽しむ韓国旅行モデルコース（3泊4日）
プライベートジェットで出かける、ペット（愛犬）同伴の韓国旅行モデルコースをご紹介します。
1日目：羽田空港 → ソウル（金浦空港）へ出発
朝、羽田空港のプライベートジェット専用ターミナルに到着。チェックインから搭乗まで混雑に巻き込まれることなくスムーズに進み、ペットへの負担も最小限に抑えられます。
機内では、ペットも飼い主と同じ客室空間で過ごせます。愛用のクッションやおもちゃを持ち込めば、初めての空間でも落ち着いて過ごせるでしょう。飼い主には軽食とドリンク、ペットには事前予約することでおやつの提供も可能です。
約2時間半のフライトを経て、ソウル・金浦空港に到着。プライベートジェット専用ターミナルを利用することで、入国審査もスムーズに進みます。空港から市内中心部までは車でわずか30分です。
宿泊は、ペット可のホテルに泊まります。ホテルで少し休憩したら、南山公園へ散歩に出かけましょう。緑あふれる漢江沿いの遊歩道は散歩にぴったり。ソウルタワーを背景に、記念撮影も楽しめます。
夜はホテル内のレストランで、本場の韓国料理をゆっくりと堪能しましょう。
2日目：カフェと街歩きで一日を満喫
この日は、ソウルのペットカルチャーをたっぷり体験しましょう。新沙洞にある、「芸術家の通り」とも呼ばれるカロスキルへ向かいます。
午前中は、愛犬とゆったり過ごせるカフェを訪問。一部のカフェには犬用メニューや撮影ブースもあり、愛犬との特別な時間を満喫できます。
ランチは、テイクアウトグルメや屋外席のあるペット可のレストランで韓国グルメを楽しみます。屋外テラスでは、本場のプルコギやビビンバを味わいながら、ペットと一緒に優雅なひとときを。
午後はペット同伴OKのセレクトショップや雑貨店、コスメショップなどがあるので、散歩しながらウィンドウショッピングが楽しめます。トリミングを行なっている店舗のほか、犬用のおやつが充実しているペット専門店も多く、お土産探しにもぴったりです。
夕方には、漢江沿いの盤浦漢江公園へ立ち寄り、芝生の上でのんびりリラックス。
夜は、ホテル近くのペットフレンドリーなレストランでディナー。ライトアップされたソウルタワーを眺めながら、旅の2日目をゆったりと締めくくります。
3日目：「犬の森」で思いきり遊ぶ
この日は、ソウル中心部を離れて郊外の坡州エリアへ。車で約1時間ドライブした先にあるのは、韓国最大級のドッグパーク「カンアジスプ（犬の森）」です。予防接種が完了した、3ヶ月以上の犬なら入場できます。
広大な敷地には、ドッグランや散歩道、カフェ、博物館、プール（夏季限定）などがあり、まさに“犬のための楽園”。愛犬の最高の笑顔に出会えるでしょう。また、特設ブースでの記念撮影もおすすめです。
満足するまで遊んだらソウル市内に戻ります。ホテルでひと休みしたら、帰国時に必要な「健康証明書」を発行してもらうために動物病院へ行きます。
夜は旅の最後のディナーを、ペットと一緒に楽しみましょう。
4日目：ホテルでゆったり朝食後、金浦空港から羽田空港へ帰国
最終日は、チェックアウトまでホテルでのんびりと過ごします。専用ラウンジで朝食を楽しんだ後は、旅の余韻を感じながら、ホテル周辺を軽く散歩してみるのもおすすめです。
チェックアウト後は、専用車で金浦空港のプライベートジェットターミナルへ移動。スムーズな搭乗準備が可能です。
ペットとともに快適なプライベート空間で羽田空港へ向かいます。旅の疲れを感じさせない、ラグジュアリーな帰路となるでしょう。
