西洋と東洋、都会と大自然が交錯するマレー半島先端にあるシンガポール。世界各地のグルメが楽しめるだけでなく、さまざまなアクティビティを堪能でき、子どもからご年配の方まで幅広い世代に人気のエリアです。
今年の夏休みは、さまざまなアクティビティや自然を楽しめるシンガポールにプライベートジェットで旅行に行ってみませんか?この記事ではシンガポール旅行へプライベートジェットで行くメリットやモデルコースをご紹介します。
目次
夏休みの旅行にはシンガポールが人気
シンガポールは夏休みに人気の旅行先です。ここでは、その理由を3つご紹介します。
1.清潔で治安が良い
シンガポールは世界でもトップレベルの清潔さを誇ります。街全体が整備されているだけでなく、公共の場所でのポイ捨てなどは厳格に禁じられているため、市民のマナー意識も非常に高いです。また、治安の良さも魅力で、子どもと一緒に海外旅行へ行く際にもおすすめです。
2.多彩な観光スポットがある
シンガポールには、さまざまな年代の方が楽しめる観光スポットが豊富にあり、お子様連れの海外旅行にもぴったりの旅行先です。定番の「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」に加え、世界最大級の室内水族館である「S.E.A.アクアリウム」では海の生き物を身近に観察できます。未来型植物園の「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」では夜の幻想的なライトアップも楽しめるでしょう。
3.世界各地のグルメが楽しめる
シンガポールは多民族国家であり、中華系、インド系、マレー系などさまざまな文化が融合しています。そのため、味わえるグルメも多彩です。高級レストランで世界トップクラスの食事を楽しむのも良いですし、庶民的なフードコートでチキンライスやサテ、ラクサなどローカルフードを気軽に味わうのも良いでしょう。
シンガポール旅行にプライベートジェットで行くメリット
治安も良く、さまざまな観光スポットやグルメを楽しめるシンガポール。今年の夏は、プライベートジェットでの旅行にチャレンジしてみませんか? プライベートジェットなら、以下のようなメリットがあります。
1.混雑を避けて快適な移動ができる
シンガポールでは定期便が発着する巨大空港であるチャンギ国際空港ではなく、プライベートジェットに特化したセレター空港を利用することで、出・入国の手続きがスムーズに行えます。定期便を利用した場合と比較して、出入国手続きやセキュリティチェックなど少ない待ち時間で行えるため、子どもやご年配の方が一緒の場合でも負担を大幅に軽減できます。
2.上質な旅行体験が可能
機内は完全なプライベート空間のため、快適な空間でリラックスして過ごせます。また、機内食など、さまざまなサービスを家族の好みに合わせてカスタマイズすることも可能です。プライベートジェットを利用すれば、機内での時間を単なる移動時間ではなく、極上の空の旅を楽しめます。
3.自身の都合に合わせてフライト時刻を調整
定期便ではフライト時刻が決まっていますが、プライベートジェットではフライトの出発時間を自由に組むことが可能です。自身のスケジュールに合わせて、効率的に移動できるでしょう。例えば羽田空港などの24時間離発着が可能な空港なら、お仕事後の深夜に出発して機内でお休みになり、翌朝シンガポールに到着することも可能です。
シンガポールへ旅行へ行く際の注意点
魅力満載のシンガポール旅行ですが、注意点もあります。ここでは、旅行前にチェックしておきたい注意点を3つ紹介します。
1.「SG Arrival Card」の申請
シンガポールに入国するには、「SG Arrival Card」のオンライン申請が必要です。出発の72時間前から申請可能で、旅行者の基本情報や健康状態などを入力します。忘れずに事前に行っておきましょう。
2.パスポートの残存有効期間のチェック
シンガポールへの入国では、パスポートの残存有効期間が「6ヶ月以上」あることが原則です。出発の直前に慌てて手続きをすることがないよう、必ず事前に確認しておきましょう。
3.現地でのルールを確認
シンガポールのクリーンな街並みを実現するためには、さまざまなルールと罰金が定められています。例えば、「指定場所以外での喫煙」「ガムの所持・持ち込み」はいずれも最大1,000シンガポールドル(約108,000円)の罰金です。ほかにも複数の罰金対象の項目があるので、事前に対象事項を確認するようにしましょう。
4泊5日で行くシンガポール旅行のモデルコース
ここではプライベートジェットで行くシンガポール旅行のモデルコースを紹介します。
1日目:出発
出発の30分前に羽田空港に到着し、午前中に出発します。プライベートジェットを利用することで、自身の予定に合わせて出発できます。
所要時間は約7時間30分〜8時間。セレター空港に到着したら、入国手続き後にホテルへ移動します。
チェックインをして荷物を置いたら、最初にシンガポールのランドマークとして知られる高級総合リゾート「マリーナベイ・サンズ」の周辺を散策しつつ、現地のグルメを楽しむのがおすすめです。近くには有名な「マーライオン公園」もあります。
マリーナベイ・サンズでは毎晩、光と音のショー「スペクトラ(Spectra)」を無料で楽しめます。水のスクリーンに投影される映像、レーザー、噴水が一体となって幻想的な空間を作り出します。ショーを堪能したら、翌日に備えてホテルでゆっくりします。
2日目:リバークルーズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイを楽しむ
2日目の午前中は、昨晩歩いたマリーナベイをリバークルーズで巡ってみましょう。夜とはまったく別の表情を見せてくれるはず。風を感じながら優雅な時間をお過ごしください。
多くの観光客や地元の人々で賑わう「クラークキー」は、歴史的な倉庫街を再開発したエリア。ショッピングやランチ、カフェタイムを楽しむことができます。
午後からは、マリーナベイにある未来的な都市型植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」をゆったり散策。フラワー・ドームは世界最大級のガラス温室で、季節ごとのフラワーショーを楽しめます。高さ25~50mの巨大な人工樹が立ち並ぶスーパーツリーも圧巻です。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの中には、2本のスーパーツリーを地上22mの高さで結ぶ「OCBCスカイウェイ」があります。ディナーの後は、ここからスリル満点の空中散歩とマリーナベイの夜景を楽しむのもおすすめです。
3日目:リゾート・ワールド・セントーサでアクティビティ三昧!
3日目は、セントーサ島にあるアジア最大級の統合型リゾート「リゾート・ワールド・セントーサ」でアクティビティに出掛けます。
2010年に開業したアジア最大級の統合型リゾート施設には、「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」やウォーターアクティビティやプールを楽しめる「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク」、水族館「S.E.A.アクアリウム」などが集結。
S.E.A.アクアリウムでは800種以上、10万匹以上の海洋生物を観察できます。巨大なパネル越しに見るエイやサメは大迫力。みんなで楽しめるアクティビティが満載です。
4日目:リトルインディアやチャイナタウンへ
4日目の午前中は、多くのインド系住民が住むリトルインディアでローカル文化やスパイスマーケットを散策しましょう。お昼はチャイナタウンに移動して、ランチとショッピングを楽しむのも良いでしょう。
夕方にはホテルに戻り、スパやプールでリラックスタイムを過ごします。最後の夜は高層階レストランで夜景ディナーを堪能しつつ、今回の旅を振り返ってみませんか?充実したシンガポールでの時間を思い出せば、みんなが笑顔になるでしょう。
5日目:帰国
シンガポール滞在もいよいよ最終日。午前中は荷物整理やお土産の購入を済ませたら、現地での最後の食事となる昼食をゆっくりと楽しみましょう。
出発の30分前にセレター空港へ移動すれば、プライベートジェットが待機してくれています。搭乗手続きや保安検査のために列に並ぶ必要もなく、効率的でスムーズな移動が可能です。
羽田空港までのフライト時間は約7時間~7時間30分。プライベート空間でリラックスしながら過ごしましょう。