最先端のエンターテイメントシティから雄大な国立公園まで、多様な魅力が点在するアメリカ西海岸。多くの旅行者を惹きつけてやまないこのエリアは、一度は訪れたい憧れの土地として名前が挙がることも多いのではないでしょうか。
しかし、その広さゆえに、複数の都市や観光地を巡る際には、アメリカ国内の移動が課題となりがちです。見どころを効率的に、そして心から満喫する快適な旅を実現するなら、プライベートジェットの利用がおすすめです。定期便の時刻表に予定を合わせる必要がないので、自由なスケジュールでの移動が叶います。
この記事では、プライベートジェットを利用したアメリカ西海岸周遊のメリットや、具体的なモデルコースをご紹介します。
アメリカ西海岸の周遊にプライベートジェットがおすすめな理由
アメリカ西海岸の周遊において、プライベートジェットは単なる移動手段以上の価値をもたらします。その主なメリットを三つご紹介します。
時間を最大限に活用でき旅の可能性が広がる
定期便での移動には、乗り継ぎや空港での待ち時間がつきものです。プライベートジェットなら、お客様のスケジュールに合わせてフライトを組めるため、これらの時間を大幅に短縮できます。
空港での手続きもスムーズで、専用ターミナルからすぐに出発できるので、限られた滞在時間を最大限に有効活用できます。これにより、訪れる都市の数を増やしたり、一つの場所での滞在時間をより確保したりと、旅の可能性が大きく広がるでしょう。
アメリカ国内の移動がスムーズになる
広大な国土を持つアメリカでは、都市間の距離が長いのが特徴です。例えば、ロサンゼルスからラスベガスへの移動は、陸路では4時間以上かかります。一方、プライベートジェットなら約1時間で移動可能に。時間がかかりがちな陸路での移動を空路に変えることで、移動時間を大幅に短縮できます。
快適でプライベートな移動空間が実現
プライベートジェットの機内は、お客様だけの完全なプライベート空間です。広々としたキャビンでゆったりと寛いだり、大切な方との会話を楽しんだりと、思いのままの時間をお過ごしいただけます。移動時間そのものが、旅の豊かな思い出の一部となることでしょう。
アメリカ周遊する際の注意点
アメリカへの渡航および国内の移動をスムーズに行うためには、以下の点にご注意ください。
パスポートと電子渡航認証システム(ESTA)
日本国籍の方が90日以内の観光目的でアメリカに渡航する場合、ビザ免除プログラムを利用するために、事前に電子渡航認証システム(ESTA)の申請と認証が義務づけられています。遅くとも渡航の72時間前までには、公式ウェブサイトから申請を済ませましょう。
また、パスポートの残存有効期間はアメリカ入国日から90日以上あることが推奨されています。ご自身のパスポートの有効期限も必ずご確認ください。
入国審査・税関申告
プライベートジェットを利用する場合でも、アメリカ到着時には入国審査・税関申告が必要です。1万ドル相当額を超える現金や有価証券を持ち込む場合や、肉製品・果物といった持ち込みが厳しく制限されている品目については、税関審査の前に確認しておくようにしましょう。
海外旅行保険
アメリカは医療費が非常に高額なことで知られています。万が一の病気や怪我、予期せぬトラブルに備え、補償内容が充実した海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。
プライベートジェットを利用したアメリカ周遊(西海岸エリア)のモデルコース
ここでは定期便とプライベートジェットを併用したアメリカ周遊(西海岸エリア)のモデルコースを紹介します。日本とアメリカ間は定期便を利用し、アメリカ国内をプライベートジェットを利用する、6泊8日のモデルコースです。
1日目:日本出発、ロサンゼルスへ
旅の始まりは、日本の羽田空港から。21:00頃発の定期便で、最初の目的地であるロサンゼルス国際空港へと出発します。約10時間のフライトを経て、現地時間で同日の15:30頃の到着となります。到着後、ハイヤーで市内のホテルへ。長旅の疲れを癒したり、周辺を散策したりと、初日はのんびり過ごして翌日からの観光に備えます。
2日目:ロサンゼルス滞在、映画の都を満喫
終日ロサンゼルス観光を楽しみます。ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームを散策したり、ビバリーヒルズの豪邸を巡ったりと、エンターテイメントの聖地を満喫。高級ブランドが軒を連ねるロデオドライブでのショッピングも外せません。
夕暮れ時にはサンタモニカ・ピアを訪れ、太平洋に沈む美しい夕日を眺めながらのディナーで、優雅なひとときをお過ごしください。
3日目:ラスベガスへ移動、砂漠のエンターテイメントシティへ
午前中はロサンゼルスでゆっくりと過ごした後、ヴァン・ナイズ空港へ移動します。この空港には定期便の旅客機が乗り入れておらず、プライベートジェットやチャーター機などの専用空港となっています。14:00に出発し、次の目的地であるラスベガスへ向かいましょう。わずか1時間ほどの飛行時間で、15:00頃にハリー・リード国際空港に到着です。
ホテルにチェックインした後は、世界トップクラスのエンターテイメントショーを鑑賞したり、カジノや有名レストランで華やかな夜を過ごしたりと、眠らない街の魅力を存分に満喫できます。
4日目:シアトルへ、活気あふれる港町を訪ねて
この日は、プライベートジェットで太平洋岸北西部の中心都市シアトルへ向かいます。午前中はラスベガスで過ごした後、11:00頃にハリー・リード国際空港を出発します。約2時間半のフライトで、13:30頃にはシアトル・ダウンタウンへのアクセスしやすいキング郡国際空港に到着。機窓から見える景色が、砂漠気候から緑豊かな風景へと一変する様子もお楽しみください。
到着後は、新鮮な魚介類や活気ある雰囲気が魅力のパイク・プレイス・マーケットを訪れてみてはいかがでしょうか。シアトルのシンボル、スペースニードルからの絶景も必見です。コーヒー文化発祥の地で、特別な一杯を味わうのもおすすめです。
5日目:サンフランシスコへ、坂の街の魅力を探る
午前中にシアトル市内の散策を楽しんだら、13:00頃にキング郡国際空港をプライベートジェットで出発。次はサンフランシスコへ移動します。西海岸の美しい海岸線を眼下に眺めながら、約2時間の快適なフライトを楽しみ、15:00頃にベイエリアのプライベートジェット拠点であるオークランド国際空港に到着です。
到着後は、名物のケーブルカーに乗って急な坂道を巡り、フィッシャーマンズワーフで名物のクラムチャウダーなど、新鮮なシーフードを堪能。港町の風情を感じながら、リラックスした時間をお過ごしいただけます。
6日目:サンフランシスコの観光地を巡る
この日は、終日サンフランシスコに滞在します。街の象徴であるゴールデン・ゲート・ブリッジを間近に望む絶景ポイントを訪れたり、かつて刑務所として使われたアルカトラズ島へ渡ったりと、象徴的な観光スポットを巡りましょう。個性的なショップが並ぶユニオンスクエアではショッピングも楽しめます。
7日目:サンフランシスコ出発、帰国の途へ
楽しかったアメリカ周遊も最終日に。10:55発の定期便に合わせ、サンフランシスコ国際空港へ向かいます。約12時間のフライトを経て、日本の羽田空港へは翌日の14:00頃に到着予定です。
まとめ
アメリカ西海岸の多彩な魅力を、時間や場所に縛られることなく自在に楽しむ旅。プライベートジェットは、そんな理想の旅を実現する有効な選択肢です。移動のストレスから解放され、お客様だけのプライベートな空間で過ごす時間は、旅全体をより一層豊かで忘れられないものにしてくれることでしょう。
また、こうした自由な移動はビジネスシーンにおいても大きな強みとなります。複数都市での商談や視察を効率的に巡ることで、限られた時間を最大限に活用することが可能です。
ANAビジネスジェットでは、観光でのご利用からビジネスでのご出張まで、お客様一人ひとりのご要望に合わせたオーダーメイドのプランをご提案しております。アメリカ西海岸へのプライベートジェットでのフライトをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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